ちょっと捨てるともったいないなーと、置いておくと溜まっていく紙袋。
「レジ袋の有料化」に伴って、エコバック需要が高まり、紙袋の出番もなくなったと思いきや、最近ではビニール袋の代わりに紙袋に入れてくれるお店が増えてきました。
汚れた紙袋はそのまま捨てますが、きれいだとすごく捨てにくいもの。
今はゴミにもお金がかかる時代だし、せっかくだから大事に使いたい。
というわけで、ここでは紙袋の収納や活用方法についてご紹介したいと思います。
どうして紙袋がたまるのか
「もったいない」「どこかで使えるかもしれない」「ただただ可愛い」「しっかりしている」
残す理由はさまざまあれど、ただゴミといって捨てるには、一度の利用ではそこまでくたびれない紙袋たち。
また日の目を見せてやれるのでは、という優しい気持ちが、収納スペースの圧迫を招くことも知りながら…。
捨てにくい!紙袋の種類
捨てられない紙袋あるあるを、整理しながら集めてみました。
マチが広いと捨てにくい
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あんまりない形だから、なにか大きな物を入れるのに役立つんじゃないかと捨てられない…
持ち手が特殊だと捨てにくい
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紙なんだけど、持ち手がヒモだったり、しっかりしてると捨てにくい。
変わった形は捨てられない
ここになにか入れて誰かに渡せるかもしれない…
未使用なのは捨てられない
結局使わなかったもの。返せるものなら返したい。
オシャレなものは捨てられない
どこかで役立つかもしれない。ただ、持っていたい…
番外編
不織布系
これ丈夫なのですよね。100均でも売られていますが。これは置いとこう。
ポリエチレン系
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どんだけ置いとくねんという…苦笑
ちょっとしたプレゼント包装に使えそうなものは、別で保管している家族。使うとき便利ですね。
ネットで購入すると、ラッピング代が高かったり、大したことなかったりします。
そういうときは、可愛いラッピング系の袋を置いておくと役立ちます。身内の子どもへ送るとき、たまに使います(使い回しごめんね)
残すのはこの2つ!!
わが家では、紙袋は「オシャレ紙袋」と「ゴミ処理紙袋」の、大きく2つに分けています。
オシャレ紙袋
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その名の通り、ブランドものだったり、オシャレなもの、キレイな紙袋などはこちらに分類します。
小さいものは、ちょっとした荷物など渡すのにも使えるし、きれいなものを置いておけば、フリマアプリの梱包材としても使えます。
大きなサイズは、クローゼットに物をしまうときや、ちょっとした運びだしにも使えます。
ひと昔前は結婚式の女性参列者が、小さなバッグと別にブランドの紙袋を持ってくる姿をよく見かけましたが…今はどうなのでしょう。
ひとまず、サイズごとに使い道はあるので、気に入ったものならここに入れておくといいでしょう。
ゴミ処理用の紙袋
取っ手が紙製だったり、こよりだったりする紙袋はこちらに分類することが多いです。
百貨店で頂く紙袋に多いのですが、とても丈夫でしっかりしているので、割れたガラス片を入れても大丈夫です。(一応二重にしますが)
生ゴミなどの処理のときは取っ手がよく邪魔になるので切っておくと便利ですが、面倒なのでそのままにして、処理するときにハサミでカットします。
2つに分けたら、それぞれ収納する場所に入りきる量だけ管理するようにします。
キレイなもの、ブランドのものは何回か使用することがあると思いますが、角などがくたびれてきたら降格させます。
どれだけコーティングしていても「紙」は「紙」なので、汚れなどを少しずつ吸収してしまいます。
可愛いものも古くなってきたら定期的に入れ替えることが、きっと開運にもつながりますよ。
大切なのは「住所」を決めること
ここで悩むのは、「ストック量」。
どれだけ置いておけばいいのか、置いておいていいのか悩んでいる人も多いのではと思います。
これって、ご家庭にもよるのですが、紙袋って残しておかなくても困らないものなんですよね。
あればたまーに助かるくらい。
だから残しておきたいオシャレ紙袋は、「ときめいたものすべて」でもいいと思いますが、ゴミ処理用は「収納場所の範囲内」でいいのではないかと思います。
むしろ、せいぜい10枚くらいでいいよねって思ったりもします。
生ごみは別で捨てているし、ガラスや食器が割れることも頻繁なことではないので、実は増えるわりに減りませんw
なので大切なのは、自分がしまう時にすぐに入れられる「紙袋の住所」を決めておくこと。
収納ボックスがいっぱいになったらもう入れない(捨てる)でもいいですし、忙しいときに考えなくても入れられる場所だけ作っておけば、時間ができたときに整理もできるでしょう。
あふれてくるとイヤになるので、割り切って捨てていく勇気も必要です。
紙袋アイデア収納の落とし穴
蓋付きボックスの落とし穴
蓋付きボックスを使用するのは、リビングなどの見える場所に置く場合に多いでしょうか。
3コインズなどでも、とても可愛くて丈夫なものがあるので、中身が見えないこの収納はすごくいいと思います。
しかし蓋付き収納の落とし穴は、フタがあるゆえに「開けて入れるのが面倒くさい」ということ。
このちょっとした1動作が、そこに物をしまうのを億劫にさせます。
そして、入れるサイズが限られるということと、上に物が置けないというのも少しネックですね。
ブックシェルフ収納の落とし穴
2連や3連のブックシェルフに立てて収納するという方法もあります。
私は荒らす自信があるのでクローゼットの中で使いたいですが、見せたいオシャレ紙袋なら「見せる収納」としてリビングに設置する人もいるかもしれませんね。
紙袋がたまってきて困るのが「あふれる」ということ。
ブックシェルフにおさまるくらいの量なら、みんな収納には困っていないのではと思います。
しかもブックシェルフの紙袋不安定感は半端ないので、できれば箱型で「飛び出さない収納」がベターかなと思います。
壁掛け・見せる収納の落とし穴
オシャレな紙袋をあえて壁にかけて、「飾る」という方法もありますね。
収納が少ないお家では、この「見せる収納テクニック」をうまく使ってオシャレなお部屋を演出される方も多いです。
ただ出しておくと、物にはホコリがたまるもの。
どれだけ新しい家でも、毎日せっせと掃除しなければどんどんホコリってたまっていってしまうんですよね。
また日にあたることで日焼けし、クローゼットなどにしまっているものと比べると劣化は避けられません。
それを甘んじて受け、定期的にオシャレ紙袋も模様替えするように変えていくのも、楽しいかもですけどね。
紙袋 活用編
「ゴミ処理用の紙袋」は多めに残して、冷蔵庫の野菜室の下の敷いたり、区分けするのに使ってもいいですね。
野菜の土は最低限ついたまま売られているので、野菜室がすぐ砂っぽく汚れてしまいます。
昔は新聞紙を敷いたものですが、今は新聞を頼んでいないお家も多いので、わざわざ100均などで購入しなくても、ここで紙袋を上手に活用しましょう。
番外編
ちなみに、ポリ系はクリアファイルにしわにならないようにまとめておきました。
でもコレほんと使ったためしがないよ…
なんだかもったいないですが、思い切って捨てました。家族が多いとすぐにたまります。
まとめ
紙袋は困った時に役立つので残しておきたいですが、その収納に困る方が多く、取捨選択が難しいように思います。
残しておく量が多いと邪魔になるし、なにか使いやすい収納がないかとみなさん模索しています。
でもオシャレに残すのは、それなりに日々の管理が必要ですね。
大切なのはひとまず「収納場所(住所)」を作って、そこにしまうと決めておき、あふれたら捨てる。
少しだけルールを作れば、どうしようかと悩むストレスは、少しは軽減されるのではないでしょうか。
結局「ものが捨てられるか」というお話になりそうですが、今ってゴミでもお金になる時代だし、エコの時代だし、なんなら紙袋まで廃止してエコバックで統一しようよって時代にシフトしていってるのかもしれません。
紙袋って、ショップにとってはいい宣伝だったんでしょうけどね。
ちなみにブランド紙袋は売れますよ。大事にとっておいていらないなら必要な方に譲るのもいいでしょう。
なんでもため込み過ぎはよくない!(ストレスも)
なので紙袋も、ほどほどの量で間引きしていきましょうね。
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