次亜塩素酸水は次亜塩素酸ナトリウムとは違うことを知らない、もしくは似た名前なので同じだと思っている方が意外と多いようです。
かくいう私も、おんなじようなものだと思っていました。
どっちか買ってりゃ、なにかと効くやろと。
しかしわが家は医療関係者が何人も出入りするようになったので、日ごろからなにかとウイルスや菌などを家に持ち込まないように気をつけるようになりました。
しかし見えないウイルス相手ですからね、どれだけやってもカンペキは難しい。
「あれが効く」「これが効く」など、根拠のない情報もたくさんあふれていて、
除菌シートやアルコールスプレーなどあわてて購入し、あとになって、実は「ウイルス」にはまったく効果がないってことを知って、
「おもってたんととがうー…」となることも。
ここではわが家が使っている消毒に関するものあれこれを、その理由もふくめてご紹介します。
いま話題?次亜塩素酸水
最近、ウイルスに効くということで「次亜塩素酸水」に注目が集まっています。
わが家でも数年前、家族がノロ感染したときに活躍してくれました。
ただこの次亜塩素酸水、今でこそたくさんの商品が売られていますが、商品を選ぶうえで気にしたポイントがあります。
成分は「次亜塩素酸水」であること
「次亜塩素酸水」を選ぶとき、周辺の医療関係者のあいだでこの商品を使っている人がたまたま多かった(教えてもらった)という理由のほかに、
製造方法が「電気分解」かどうかがポイントになりました。
「電気分解」であれば、原料は「水」と「塩分」だけです。
次亜塩素酸水には2通りの製造方法があるのですが、厚生労働省が食品添加物として認可しているのは「電気分解」されたもののみです。
なので安心かなと思ってしまいますが~。
ただね…
しばしば次亜塩素酸水は口に入っても安全(だから乳児にも安心)だとか、
加湿器に入れて使うなどの使用方法で販売されているのを見かけますが、
私見ですが、食品添加物だからといって、安全だとは思っていません。
菌やウイルスであっても、生き物を殺してしまうものが人体に無害なわけがないと思っています。
ただ成分に余計なものが入っていないので、そこは安心材料だと思っています。
消毒スプレーなど購入の際には、原料にも注目してみてください。
希釈濃度、製造年月日、保存期間などが明示してある
次亜塩素酸水は成分の劣化が早いので、原液を使う用途によって濃度を変えて使うのが一般的です。
いろいろなものに使えるので大変便利なのですが、濃度(PPM)がわからないと薄めて使うのに濃度がわからないので、
そういう重要な記述のない(説明書のない?)商品は選ばないように注意が必要です。
ちなみに、わが家の使っていた「スコットクリーン」という商品には、製品本体に記載があり、別紙で、使用途別に希釈濃度が書かれた冊子が入っていました。
成分の劣化が早い
さきに述べたとおり、次亜塩素酸水は希釈すると数日~数週間で使いきらなければ消毒の成分がとんでしまいます。
わが家では、ノロウイルス終息後にあまったものをより薄めて花瓶の水に使っていました。
水が腐らず、夏の切り花もとても長持ちしました。
栄養剤の「イキイキ」のような役割を果たしてくれ、なにより夏場の水替えのいや~な匂いがせず本当によかったです。
なので、次亜塩素酸水を購入する場合は保存期間が短いので、定期的に使う用途がないと消費しきれないのではと思います。
大容量のものもたくさん売っていますが、使いきれるかといった部分も考慮して、商品を検討してくださいね。
「次亜塩素酸ナトリウム」と間違えないこと
全く別物です。
「次亜塩素酸ナトリウム」は塩素系の殺菌剤で、塩素だけあって刺激臭もあり、無臭である次亜塩素酸水とは対照的です。
これを薄めたら次亜塩素酸水と同じ成分になると勘違いしている人がいますが、なりません。
「次亜塩素酸ナトリウム」、いわゆるハイターはノロウイルスなどに有効で、私も以前の職場(知的障がい児者施設)でノロが流行ったときに、
希釈して取っ手などの消毒に使用した経験があります。
ただしハイターは使い方に注意が必要な液体です。
まず、希釈なしで絶対に使用しないこと、手袋がなければ手が荒れてしまいます。
ハイターで消毒したあとは、30秒ほどしてからしっかり水拭きします。そのままでは金属にも影響しちゃいます。
というわけなので、不特定多数の人がつねに通る場所などの消毒は、だれも使用しない時間帯をねらって行う必要があります。
少し前にテレビで「次亜塩素酸水が消毒液の代わりになりうる」と専門家が言ったとたん、
店頭からハイターがなくなり、フリマアプリでハイターが高値で取引される事態となりました。
必ず希釈して使う、などの文言もなかったため、希釈せずに使用した購入者がいたそうです。危なすぎですからねホント!!
手指の消毒なんてもってのほか(>_<)
「次亜塩素酸水」より保存期間が長いので便利ですが、
「次亜塩素酸ナトリウム」を消毒用に常用するのは避けたほうがいいです。
消毒前には清掃を!
どんな消毒液も、表面が汚れているとその力を存分に発揮できません。
とくに次亜塩素酸水は有機物に触れるとすぐに反応し、自らも分解してしまうので、事前に汚れを拭き取っておくのは大切です。
少し面倒かもしれませんが、消毒をする前には表面の汚れをふき取り、存分に活躍する場を提供してあげましょう。
また、わが家は「スコットクリーン」を使っていますが、ほかにも丁寧に説明をした次亜塩素酸水がたくさんありました。
ショップなどの評価も気にしながら、冬のウイルスの猛威に備えましょう。
ちなみに「スコットクリーン」の使い心地ですが、使用期限がある成分なので忘れず使いきれるのであれば、
靴や部屋、車の消臭。また食器にも使えるので、あまり使いどころを気にせず使えるのがいいところです。
※写真のスプレー容器に、原液を希釈して入れて使用します。売り切れのことも多いようなので、もし迷われていたらおすすめします。
ただ、加湿器などの使用はご自身の判断と責任でお使いください。
エタノールの入ったウェットシート
「エタノール」と聞くと、小学校の理科の実験で使ったことを思い出す人もいると思います。(なつかしい…)
よく聞く成分ですが、「エタノール」は「アルコール」の一種です。
エタノールは数あるアルコールの中でも安全性が高く、除菌効果も高いといわれ、別名「エチルアルコール」とも呼ばれます。
インフルエンザウイルスに有効だといわれていますが、「アルコール消毒液」のすべてに「エタノール」が入っているわけではありません。
50%以上の濃度でないと消毒効果は低いということですが、多くのウェットシートには成分については書かれていますが、パーセンテージの記載まではありません。
形態的に詳細が書きにくいのですかね…?
私は複数ある除菌ウェットシートから購入するとき迷ったら、成分にエタノールの記載があるものを選ぶようにしています。
今は100均でも「おひとりさま1点まで」と購入制限が設けられている除菌ウェットシート。
ただの水だけのものは99.9%水、など書いてあってわかりやすいので、赤ちゃんのおしりふきにはコレですね。
濃度や環境によって効果は変わりますが、身近なウイルスに、ちょっとでも有効な除菌ウェットシートを使いたいと思っています。
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ちなみにトイレ用のウェットシートにもエタノール入りのを使ってました。これすごくお安かったです。
界面活性剤も有効
新型コロナに有効なものとして、厚生労働省が有効な成分をふくんだ界面活性剤の商品名を発表しています。
「界面活性剤」とは、石けんをはじめとした洗剤の主成分のこと。
エタノールなどよりは効果が薄いようですが、まだまだ対抗策のない相手なので、そこに載っていた商品を意識して使うというのは前向きな選択ですね。
私もアルキルアミンオキシドという成分の入っている「JOY」でキッチンを、
ポリオキシエチレンアルキルエーテル他の成分が入っている「バスマジックリン」などでお風呂を掃除しています。
たまたま使っていたものですが(笑)
ちなみにお風呂はたまに「ルック」に変わりますが、これにも純石けん分(脂肪酸カリウム)が入っているので大丈夫みたいです。
結局のところ、感染症対策のためには「まずはきちんと掃除しておきましょうね」、そのうえで「消毒も効果的ですよ」ってことなのかな。
「厚生労働省 特設ページ3-3」に、有効な界面活性剤の名称が載っています。
どんな界面活性剤でもいいというわけではないので、一度お家の洗剤が当てはまっていないかチェックしてみるのもいいですね。
菌は床に落ちている
感染症には空気感染するものや、エアロゾルといって、空気中をふわふわ浮遊して感染するものなどがあります。
しかしくしゃみをすれば壁や衣類に付着し、床にも落ちるといわれています。
なので私は、買い物先のスーパーなどで床に落ちた商品や袋は取り換えてもらうか、使わないようにしています。
山積みレジカゴから清算中に商品を落とされた店員さんや、私が袋を床に落としたとき、ササッと取り換えてくださった関〇スーパーの店員さんには本当に感謝です。
また、靴裏にもウイルスをくっつけていそうなので、玄関のタタキなども踏まないように気を付けています。
とくにスリッパを利用した通院のあとは玄関で靴下を脱ぐようにしています。
家の床の除菌は大変なので、なるべく家の中に持ち込まないようにしたいのです。
悩ましいのはエコバッグ。一回一回除菌シートで拭いたりスプレーしたり、これがとても面倒で。。
ウイルスとの共存は奥深くて難しい、永遠のいたちごっこですね。
まとめ
いかがでしたか。
ウイルスに対して一番大切なのは、「正しく恐れること」。
あまり神経質になりすぎないようにしたいですし、いい菌までやっつけちゃうと自己免疫力も下がってしまいそうです。
関連した商品はたくさんありますが、どれを選んで使うかはご家庭それぞれ。
価格だって考えないと、かなり家計に響きます。
できたらなるべくリーズナブルでずっと使い続けられるものがいいですが、より効果があると謳われれば、そちらに揺らいでしまうのが人間です。
私もなるべく信頼できるところの情報から選び、自分の生活基準に見合った対策を行っていこうと思います。
スコットクリーンを販売する「北海道スコット」の公式サイト
厚生労働省 感染症情報ページ
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