お掃除ロボット「ルンバ980」と安いタイプの違いとは?購入レビュー

ルンバ980レビュー 購入したもの

家の掃除を自動で行ってくれるお掃除ロボット「iRobot(アイロボット)ルンバ」。
新居を構えたのをきっかけに、思い切って購入しました。

ルンバはどのシリーズを購入すればいいのか、迷われている方も多いと思います。
私もたくさん調べて、実店舗にも見に行き、性能を知り、やっと購入に至りました。

今購入を迷われている方へ、使ってみた生のレビューと使い方、スマホとの連携と設定などをご紹介したいと思います。

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ルンバ980とお手頃ルンバe5と比較

ルンバには多くのシリーズがありますよね。
お安くて2~3万円から、お高いと軽く10万以上しますよね。

はじめてのルンバなので、安価でお手頃な「ルンバe5」とすごーく迷いました。
比較検討して、「せっかく買うのだから、性能に不満を持ちたくない」と思って購入したのが「ルンバ980」でした。

ルンバ980について

「ルンバ980」は2015年にアイロボットから発売された上位モデルで、現在まで続くロングセラー商品。
強力なハイパワーモーターが搭載されており、それまでのベーシックモデルの10倍の吸引力ですって。

吸わない掃除機ほど切ないものはないので…ここは実に大事なポイントです。

また、「iAdapt 2.0」を搭載しているので、カメラとセンサーを利用して、ルンバが部屋の大きさと自分の位置を把握しながら、効率よくお掃除してくれます。
同じフロアの別の部屋や廊下など、すべての部屋を掃除することができるのが、お安いシリーズとの大きな違いです。

お手頃ルンバに搭載されている「iAdapt」搭載だと、ルンバが自分の位置を把握できないらしく、手あたり次第掃除するので1部屋の掃除向き。
なので、家全体を掃除したい方はルンバ980がおすすめなのです。

さらに、ルンバ900シリーズは充電がなくなると自動でホームに戻り、自動でお掃除を再開してくれます
これ忘れたころに急に動き出すから、少しびっくりします。

ルンバe5のようにダストボックスの水洗いはできませんが、ゴミフルサインで、ダストボックスがいっぱいになったことをひと目で知らせてくれます。
2階40畳ほどで、2~3回に1回つく感じです。

あとは、じゅうたんを念入りに掃除してくれるので、カーペットやラグなど敷いている家なら、フローリングに強いお手頃ルンバより、ルンバ980がおすすめです。

電池の持ちに関しては、どちらも同じリチウムイオン電池を使っているので、電池寿命は約6年ももつのだそう。
充電フル満タンで掃除できる時間はルンバ980は120分、お手頃ルンバは大体90分程度です。これベーシック60分より長いんですよね。

あなどりがたし「ルンバe5」ですが、1フロア一気掃除してほしい自分は、値段はさておき「ルンバ980」一択でした。

私が購入した「ルンバ980(R980060)」は当時6万円弱くらい。
金額だけでみれば、決してお安い買い物ではありませんでしたが、このシリーズが一番口コミやレビューがよかったので、それを信じて購入に踏み切りました。

よくあるルンバの口コミ

「動かない(初期不良)」
「ゴミが残っている(取り残し)」
「うるさい(他の掃除機並み)」
「充電できない(ホームに帰り損ねる)」

床の物を退けなければいけない

障害物が多いと、その分ルンバは物の形をなぞるように掃除を行うので、むちゃくちゃ時間がかかります。
できれば足の多いダイニングのイスなどもテーブルに上げてしまうといいのですが、いかんせん大変ですね。
入らなくてもいい無駄なすきまに入り込んで出られなくなることもあります。そして充電切れw

掃除時間退縮のためにも、床には物を置かずに、ルンバが掃除しやすい環境を整えるのは大切です。
部屋も片付くので、一石二鳥ではありますが。

でも面倒な時はそのまま頑張ってもらってます。

ぐるぐるして充電切れ

同じ部屋の同じ場所を念入りに掃除し、ホームベースに戻れずに充電切れすることはたまにあります。

ぐるぐるというよりは、各部屋に2回は入って掃除する設定(後述)にしているので、部屋をタテとヨコに掃除していたら、イスやごみ箱などの障害物で時間を取られて、充電切れを起こしてしまうようです。

結構エラーで止まる

ルンバにものが絡みついて動作ができず、エラーで呼ばれることはたびたびあります。

袋の紐や、コンセント類、髪の毛が束になった状態でローラーに絡まり動かせず、エラーを起こします。
取り除きやすいように設計されているので、それを取ってやると、またかいがいしくお掃除を開始するとこが可愛いです。

ゴツゴツあたる

「iAdapt 2.0」を搭載しているので、ここは解消されているように思います。
物を感知しているのか、障害物の前では少し動作が鈍くなります。
軽くコンとあたることはあっても、壊れそうなほど激しくぶつかるようなことはありません。

ルンバ980を購入

ルンバを設置する

ルンバを開封
購入したルンバを開封します。

ルンバ御開帳
開けるとすぐ本体が。あれ?オプションがたくさん付いてるはずだけど…オプション品あったあった。高性能のルンバ980にはルンバ本体、バッテリー(内蔵)、ホームベース、デュアルバーチャルウォール×2、 交換用ダストカットフィルター×2、交換用エッジクリーニングブラシ×2、電源コード 、乾電池(バーチャルウォール用)がついてきます。

ルンバ980はオプション品も豪華ですね。単品だと結構お高いバーチャルウォールが2個も付いてきます。

ルンバ裏側
ルンバを裏向けるとこんな感じ。今のところ、どれがどういったお仕事をしてくれるかわからない。

イラストのみの簡素な説明書によると、どうやらこの「絶縁シート」みたいなのを2枚抜き取るようです。

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説明書 絶縁シート 絶縁シートを抜く

グググと抜き取ればOK。

ホームベースを設置 コンセントを挿入

ルンバの充電スペース、ホームベースを設置します。
Wi-Fiが届き、平坦で、ルンバ本体とのあいだに障害物のないところを選びます。コードを挿して、コンセントも差し込みます。

ルンバを置く
ルンバをホームベースに設置します。ひとまずこれでルンバの設置完了です。まだ電源はつけなくて大丈夫です。

スマホと連携する

iRobotアプリ
アプリの初期設定を行います。GooglePlayだと「ルンバ」と検索で打ち込むと、「iRobot HOME」が出てくるので、それをインストールします。

ルンバとWi-Fiを接続する

「ルンバは5GHz(ギガヘルツ)のWi-Fiに繋げません」という案内があります。私これがはじめわからなくて…。

これはなにかというと、Wi-Fiには「2.4GHz」帯と「5GHz」帯があります。

「2.4GHz」は周波数が低く、電波が遠方まで届きやすく、壁や床などの障害物にも強いのが特徴です。
Wi-FiではGのつく方です。

「5GHz」はWi-Fi専用の電波で、ほかの家電が出す電波と干渉せず、安定的に通信を行うことができます。
ただし、壁などの障害物があると弱まりやすいのがデメリットです。
Wi-FiではAのつく方です。

家全体を掃除したいルンバとしてはGの方が都合がいいのでしょうね。
自身のスマホはたまたまAで繋げていましたが、ルンバの起動のために、Gへと切り替えました(とくに不便はありません)

アプリの案内に沿って進めます。
アプリを開いたら「新しいルンバの追加」を押して接続します。

ここでWi-Fiが表示されたら、GのつくWi-Fi名を選びましょう。(スマホもGで繋いでおいてくださいね)

同時に長押しホームボタンと電源ボタンを同時に2秒以上長押しすると、音が鳴り、Wi-Fiがグリーンに点灯します。

ルンバとスマホを接続する

本体のWi-Fiが点灯したら、次はルンバとスマホをWi-Fiで接続します。

スマホのアプリを一旦閉じて、スマホ端末のWi-Fiの設定を開くと「Roomba-〇〇〇〇〇」という名前が表示されているはずなので、それを選択します。

再びアイロボットアプリを開くと、スマホとルンバの接続が開始されます。

Wi-Fiマークがグリーンのままだと「接続準備中」、消灯したら「接続完了」、赤に点灯したら「接続エラー」なので、再試行ボタンをタップしましょう。

無事ルンバとスマホが接続できると、アプリ画面に「成功しました」と表示されますよ。

ルンバの設定

最後に、ルンバのカスタマイズ設定を行います。

名前、言語、誕生日、メールアドレス(必須)などを打ち込み、完了ボタンを押すと、これでルンバの準備が整いました。

ロボットの設定

ロボットの設定 清掃モード設定

「アイロボット」アプリのホーム画面に「ロボット設定」があります。
その中でも「清掃モード設定」は行っておくといいですよ。

「清掃モード設定」では、じゅうたんの上でパワーブーストして吸引力を上げるのか、それともフローリングと変わらず静かに清掃するのか。
ダスト容器がいっぱいになったら、清掃を一時中止するのか。
家具の脚など念入りに掃除するかしないかなど、細かな設定ができます。

じゅうたんがなければパワーブーストはオフでいいと思いますし、広いお家だとダストボックスって結構すぐいっぱいになるので、そのたびに一時中止してしまうと困ります。
毎日稼働するならそこまで細かに掃除する必要はないので、くりかえしのお掃除は不要な設定にしてもいいですね。

わが家では2~3日に1回の稼働。なのでくりかえしのお掃除設定にしていると、充電切れして、ホームで充電しに戻っていることがよくあります。

設定しておく項目は少ないので、おうちに合った設定をしておくといいですよ。

ルンバを動かしてみよう

電源 アプリの清掃ボタン

実際にルンバを稼働させてみましょう。
ルンバ本体のクリーンボタンを押すのもよし、同じWi-Fi下なら、アプリの「清掃する」ボタンでも掃除開始してくれます。

エラーが面白いのですが「〇〇が助けを求めています」とスマホに表示され、コードを絡ませたりして止まっているので、なんだかシュールです。

購入して1年が過ぎた使用感

「買ってよかった」

それ一言に尽きます。
どうしても床がザラザラしてくるので、それを留守中にキレイにしてくれてると気持ちがいいです。

今のところ大きな故障もなく動いてくれてるので、ほかの家事に専念したり、幼児がギャーギャー言いながら追いかけたりと、家族それぞれ楽しんでいます。

掃除が終わるとついつい「ありがとう」と声をかけ、ダストボックスのゴミを見てさらに謝謝…

お安いルンバちゃんのと倍近く金額に差がありましたが、思っていた通りの仕事ぶりなので、思い切って購入してよかったなと思っています。
元々12万円のモデル。いまは半額になっているので、迷ってるなら900シリーズをオススメします。

しまった…そこまで!?

風呂場掃除するルンバ
お風呂場のドアを閉め忘れて、浴室までお掃除してくれていたルンバ。

機械に水が入ると故障の原因になるので、きっちり閉めておきましょう。
修理代がすごく高いのです…

ちなみに「正規店販売店から購入したもの」でないと、修理対応してくれないらしいので注意してください。

あぁ、濡れてなくてよかった…

まとめ

いかがでしたか。
お掃除機ひとつで生活って一変するんだなぁと実感しました。

わが家は1階は物がどうしても多かったり、よく細かいものを落としていたりするので1階はダイソン10で掃除しています。
2階は寝るだけのことが多く、片付けなくてもいいのでルンバさん専属です。

ただ、ダイソンのフィルターが乾かず掃除ができないとき、ルンバを2階から降ろしてきて頑張ってもらったりします。

それぞれ使いわけをして、ご家庭に合った「楽家事」を目指しましょう。

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Kud
Kud

なんといわれようと必要意外ずーっと家にいたい。
なるべく家でなんとか済ませたいのに、アウトドーアな家族がだまっちゃいない。

もう平穏に家にいさせてくれ。

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