キッチン掃除にまつわる豆知識
シンクカゴの汚れは磨かない
シンクは菌の温床です。
畑から採れる野菜なんかも、土には土壌微生物といってたくさんの菌がいますので、それをシンクで洗うのだから、シンクはまめに清潔にしておきたいですよね。
シンクの汚れのうち、水垢には「クエン酸」を使いましょう。
「クエン酸」は酸性、水垢はアルカリ性なので、中和作用によって汚れが落ちます。
なので基本的には、水場には万能な「クエン酸」を使うのですが、
シンクの除菌やツルツル感がほしいときは、「オキシクリーン」をシンクいっぱいに漬け置きするといいですよ。
時短家事に漬け置きは外せませんね。
うちはコストコで買った「オキシクリーン」をお湯でつけます。
でもそこそこお湯を使うことと、なんとなく面倒なので、オキシは数ヶ月~半年に1回になってますが。
シンクにフタをし、水またはお湯を張ったら、そこにオキシクリーンの粉を1~2杯、付属の水色スプーンで入れかき混ぜます。
1~2時間ほど置いて、流した後は全体をスポンジでこすり洗いして終わります。(残ってたらいやだ)
シンクにかけてある食器乾燥用のカゴもそのまま漬けちゃいます。
食器乾燥用のカゴの下面は、ひどい汚れの温床なので…
むしろこのカゴを洗いたくて「オキシクリーン」を使うようなものです。
カゴを利用されてる方は、もうぬるぬるのカゴを磨くことはやめて、漬け置き洗いにシフトしちゃいましょう。
電子レンジは掃除前がキモ
電子レンジっていつ汚れたのかわからない汚れが、いつのまにか付いていたりします。
テーブル部分は拭いても、側面までは日頃からあまり掃除してません。
でも電子レンジの側面は、結構汚れが飛び散ってる…
しかも、飛び散った汚れが、度重なるレンジの使用でこびりついて、落ちにくくなっていることが多い。(だからやらない…)
でもいつかはやらんといかん。
そこで電子レンジ汚れを掃除するときは、蒸気の力を利用しましょう。
マグカップに水200ml(大体でいい、結構少なめ)に、重曹大さじ1を入れて3~5分加熱します。
その後20分くらい扉を開けずに放置しておくと、大量の蒸気が内部につき、汚れを浮かしてくれるのでかなり落ちやすくなります。
一応?キッチンで使うので、曹は口に入っても大丈夫なものを使っていますが、セスキでもよく落ちるようです。
「いざやろう」と思ってもできないので、野菜などの過熱時に同じような汗っかき状態になるので、
そのときを狙って拭くというのも、日々の手入れとしては〇だと思います(`・ω・´)
汚れた食器を洗う前に
食べ終わった汚れを洗う前には、汚れを落としておきましょう。
(むっちゃふつうですいません)
料理は基本的に油という敵。洗剤で闘う前にティッシュでも新聞紙でもチラシでもなんでもいいので、
まるでパスタのソースをパンでそぎ取るように落としといてやると、洗うときは敵はいないも同然です。
潜在は万能に汚れを落としてくれるのですが、家族が多いと大量に消費しますし、洗剤は環境にも悪いので、少量の洗剤使用で済むよう気を付けています。
25年の油汚れも楽々落とした「重曹」
旧家のことですが、25年ものあいだ換気扇を大して掃除していなかった実家。
病気でできなかったおかーが気にしていた執念の汚れ。
それはまずいなと、気合入れて外したら、換気扇と呼べるほどの穴はすべてホコリと油の塊で埋まっていた。。。。
洗剤使って歯ブラシでゴシゴシ、落ちはしたけど、なんか全然ベタベタしてるし、向きを変えて見てみたら、まだ全然汚れ残ってるし…。
もう手がべとべとさん…
そこでネットで調べた、その時流行りに流行りだしてた重曹。安価で環境にもいいなんて、そんなうまい話があるものかと…!
ひとまずためしてみました。
排水溝のフタなんて、もう何十年も前にどこ行ったかわからなかったので、45ℓのゴミ袋の口を開いて、そこにお湯を溜める。(ちょっと熱湯も混ぜた)
そこに重曹の粉をテキトーにドバドバッと入れる。(たぶん正直こんなにいらなかったけど、重曹自体もいつ買ったのか不明だったし)
そこに換気扇のフタを漬ける。
・・・放置。
1時間もしないうちに見に行ったら、ふわんふわん、油とホコリで練り作られた汚れが浮いていた。
しかもツルツルになってるし…!!!
さっきのゴシゴシの時間なんやったん!?
というわけで汚れはゴシゴシ頑張らないで、ひとまずゴツイ油でも一度重曹に漬けてみましょう。
ピッカピカになりましたから!!おすすめでっす。
お風呂掃除にまつわる豆知識
風呂場の床は…
ここも水垢や皮脂汚れが多いので「クエン酸」や「オキシクリーン」での漬け置きが効きます。
ただ、わが家は建て替えてから、浴室の床と脱衣場の床がフラットなので、漬け置きできなくなりました。
ので、「バスマジックリンの液体タイプ」を床全体にサーッと塗り込み、無風の状態で放置し、あとで大量のシャワーで流すようになりました。
これでも結局落ちるんですよね、うん。
汚れのひどいシャワー下なんかを入念に磨いて終了です。
鏡の水垢には…
水垢=「クエン酸」です。
鏡が曇ってきたら「クエン酸」を使いましょう。もしくは酢でもいいそうです。
ただ我が家にはミツカンの「かんたん酢」しかないので、効果が薄そうだし、おいしくてもったいないので、「クエン酸」を使ってます。
「クエン酸」を曇った鏡にスプレーしたら、ラップで覆いましょう。
そして漬け置き。
1時間後、スポンジでこすったら結構カンタンに落ちますよ。
ちなみに「クエン酸」は「石けんカス」にも効くので、白く浮いてしまってる汚れの部分も同様に使ってみてください。
ラクチン!サッシの溝はコレで
サッシの汚れは、歯ブラシも入らず、水で流しにくいか、もしくは流しても汚れが落ちにくいところなので難儀します。
そこで100均で売っていたペットボトルに付けて使う「サッシブラシ」を購入し使っていたのですが、簡単にすぐまた汚れる。
くそぅ。
どうせすぐ汚れるなら、掃除もサッササッサと済ませられるやり方にしてやる。
ということで、サッシの溝に「マスキングテープ」(やっぱり100均)を貼って、汚れたらピーッとはがせるようにしてやりました。
一気にむちゃキレイになります(笑)
「マスキングテープ」は紙製でベタつきにくいのでそこは心配いらず、無地のものならホームセンターにも売っています。
ただサッシほど細いタイプは100均の方が豊富で、サッシの色に合わせた白いものなら柄があってもそこまで目立ちにくいので、交換頻度にもよりますが100均の量で十分かなと思います。
ちょっと変わったことしてみてもいいかなという方、一度やってみてください。
まとめ
いかがでしたか。
結局「クエン酸」特集みたいになってしまった気がするのですが、
常備されるなら「クエン酸」「重曹」がオススメです。
家のどんな場所の汚れも、大概キレイにしてくれます。
ちなみに私はスプレー式のを購入して、次粉のものを大量に買ったら、そこに「クエン酸水」や「重曹水」を作り置きしてます。
100均でスプレーを買ってもいいのですが、結構壊してしまうので。
なんだか「セスキスプレー」とかの容器のほうが未だに壊れていないので、それを使っています。
※トイレにも効きます☆彡
汚れの種類で、使用するものも使い分けていきましょう。(そして基本は漬け置き)
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